2010年7月30日金曜日

(書評) AmazonCloudテクニカルガイド

スズキです。

目次は以下のとおりです。

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Chapter 1 アマゾンクラウドの概要
1.1 クラウドコンピューティング
1.2 アマゾンクラウドコンピューティング
1.3 Amazon EC2
1.4 Amazon S3
1.5 Amazon CloudFront とエッジロケーション
1.6 AWSのセキュリティ資格証明書
1.7 Amazon VPC
1.8 利用料金の見積りと請求
1.9 AWSのサポート

Chapter 2 アマゾンクラウドの準備
2.1 AWSアカウント
2.2 AWS管理サーバの構築
2.3 AWSのセキュリティ資格証明書の取得

Chapter 3 Amazon EC2
3.1 Amazon EC2の概念
3.2 Amazon EC2の準備
3.3 Amazon EC2インスタンス
3.4 Amazon EBS
3.5 利用可能リージョンとゾーン
3.6 Elastic IPアドレス
3.7 セキュリティグループ
3.8 3層構造のシステム構成
3.9 Amazon EC2 API

Chapter 4 Load Balancing、Auto Scaling、CloudWatch、バックアップ&リカバリ
4.1 Elastic Load Balancing
4.2 Auto Scaling
4.3 Amazon CloudWatch
4.4 バックアップとリカバリ

Chapter 5 Amazon S3
5.1 Amazon S3の概念
5.2 Amazon S3の実装例
5.3 Amazon S3 API

Chapter 6 Amazon CloudFront
6.1 Amazon CloudFrontの概念
6.2 Amazon CloudFrontの技術
6.3 Amazon CloudFrontの実装例
6.4 Amazon CloudFront API

Chapter 7 Amazon VPC
7.1 Amazon VPCの概念
7.2 Amazon VPCの準備
7.3 Amazon VPCの実装例
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本書も他のAWS本と同じく、はじめての人でもわかるように、AWSについて解説されてますが、
350ページもあり、その分、"Auto Scaling"や"VPC"などの、
さらに込み入ったプロダクトに関しても詳しく解説されています。

僕は、ある程度AWSをいじっている人間なので、この手の本を読むと、
だいたい、あー、知ってるよー、といった感じになるのですが、
下記に関しては、自分の知らなかった、そして知りたかった情報だったので、
読みいってしまいました。

【4.2 Auto Scaling】

"Auto Scaling"の仕組みから利用の仕方まで、丁寧に解説されています。

スケーリングするインスタンスのグループである"Auto Scaling Group"や、
EC2起動時の条件である"開始構成"、そして、スケーリングの作動基準である、
"トリガ"など、"Auto Scaling"の細かな概念まで把握することができました。

【5.2.11 BitTorrent URL】

S3でBitTorrentが使えるなんて、知りませんでした。
S3の対象オブジェクトのURLに"?torrent"をつけると、Torrentファイルになるようです。

【7.1.3 Amazon VPC の制限】

これ、結構重要です。特に下記はおさえておく必要があると思います。

* VPCから直接インターネットに接続することはできない。VPCからのインターネット接続は、
既存のネットワークを通して行われる。

* EBSとCloudWatchはすべてのEC2インスタンスで利用可能だか、"Elastic IP アドレス"、
"セキュリティグループ"、"Elastic Load Balancing"、"Auto Scaling"は使用できない。

現在出版されているAWS本で、最も詳しい書籍ではないでしょうか?


来週は、何を紹介しよう...
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http://www.suz-lab.com

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