2010年7月9日金曜日

簡単な戦略の立て方

スズキです。

まあ、簡単な経営戦略、事業戦略を立てる機会があったので...

まず、ビジネス的な戦略の定義を明確にしておかないといけないと思いますが、
Wikipedia(経営戦略)の記載されていた次の言葉が、僕的にしっくりきています。

「企業や事業の将来のあるべき姿とそこに至るまでの変革のシナリオ」を描いた設計図
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E5%96%B6%E6%88%A6%E7%95%A5

なので、戦略を立てる前に、「企業や事業の将来のあるべき姿」を
はっきりさせる必要があります。

このあたりの作業には、いろいろな思考のフレームワークがあると思いますが、
僕的には、SWOT分析で現状を分析して、As-IsとTo-Beをまとめる程度が、
お手軽でいいかなー、と思っています。

========
【SWOT分析】 Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/SWOT%E5%88%86%E6%9E%90
現状を下記の強み/弱み/機会/脅威にグループ分けしてまとめます。

▼内的要因
強み: 目標達成に貢献する組織(個人)の特質
弱み: 目標達成の障害となる組織(個人)の特質

▼外的要因
機会: 目標達成に貢献する外部の特質
脅威: 目標達成の障害となる外部の特質
========
As-Is: 現状
To-Be: 将来のあるべき姿
========

そしてTo-Beをもとに、将来のあるべき姿を関係者と共有するための文章
(ミッション・ビジョン)を作成します。

ミッション・ビジョンの定義はいろいろとありますが、IT業界の身をおく僕としては、
以下のように使っています。

ミッション: 目指すべき姿と変わらない考え
ビジョン: ミッション実現に向けた3年後の具体的な姿

ミッションのポイントはぶれない考え、ということでしょか?

そしてビジョンのポイントは、ミッションを実現するためのある時期での具体的な姿で、
ステージが上がれば、それ相応のものに変わっていくもの、といった感じです。

以上で、戦略をたてる、そもそもの目的である「将来のあるべき姿」
(ミッション・ビジョン)の完成です。

そして、ようやくミッション・ビジョンを実現するための戦略を考えていきます。

まずは、全体の方針(基本戦略)決めときます。
このあたりも、いろいろなフレームワークがあると思いますが、
ポーターの基本戦略を使うのがいいかなー、と思っています。

========
【基本戦略】
http://skillstorage.com/archives/000126.html

▼差別化戦略
製品の機能、製品の品質、製品のデザイン、ブランド・イメージ、アフター・サービス等で
特異性で優位性を獲得する戦略

▼集中戦略
特定の分野に的を絞って経営資源を集中する戦略

▼コスト・リーダーシップ戦略
スケールメリットの追求、革新的な独自技術などにより低価格で最優位にたつ戦略
========

どれかを一つにしぼることが困難な場合もあると思いますので、そういう場合は、
上記の中で優先順位をつけるっていうのもいいんじゃないか、と思います。

また、選んだ基本戦略を具体的にどう実施するかのイメージも、
この時点で持っておく必要があります。

全体的な戦略が決まったら、次は機能別の戦略です。
機能分けのしかたも、いろいろあると思いますが、
僕的にはバランス・スコアカードの四つの視点ごとに考えると、
やりやすいなー、と感じています。

========
【4つの視点(バランス・スコアカード)】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89

▼財務の視点
株主や従業員などの利害関係者の期待にこたえるため、
企業業績として財務的に成功するためにどのように行動すべきかの指標を設定する。

▼顧客の視点
企業のビジョンを達成するために、
顧客に対してどのように行動すべきかの指標を設定する。

▼業務プロセスの視点
財務的目標の達成や顧客満足度を向上させるために、
優れた業務プロセスを構築するための指標を設定する。

▼学習と成長の視点
企業のビジョンを達成するために組織や個人として、
どのように変化(改善)し能力向上を図るかの指標を設定する。
========

上記の機能(視点)で、どのようにミッション・ビジョンを実現していくか、
戦略をまとめます。

まだまだ抽象的なものしか作れませんが、それでも、短時間で実現したいことへの、
方個性を示すものができあがるのでは、と思っています。

ブログのカテゴリ、何にしよう...
--------
http://www.suz-lab.com

0 コメント: