2012年1月20日金曜日

VPCのSubnetとELBの関係(Available IP編)

スズキです。

以前、VPCでELBを作成するときに、所属するSubnetのCIDRブロックに関して紹介しました。
(少なくとも"/25"ということでしたが)
VPC上のELBに対するサブネットのCIDRブロックについて

今回は、このELBとSubnetの関係を、もう少し掘り下げてみます。

まずはSubnetを、どこまで細かく切れるか確認してみます。


Netmaskは最小28、最大16ということになります。

では、最小の28でSubnet(10.0.2.0/28)を作ってみます。
ちなみに、この時に利用できるIP(Available IP)は11です。


そして、このSubnetに対してELBを作成してみます。


当然、Netmaskが25より小さいので作成できません。
エラーメッセージをみると、
ELBを作成するには少なくても123個の利用可能なIPアドレスが必要
ということになります。

ということで、Netmaskを25にして作成してみます。
この時に利用できるIP(Available IP)は123です。


当然、利用可能なIPアドレスが123個になるのでELBは作成できるのですが、
もう一つ同じSubnetにELBを作成しようとすると、今度は利用可能なIPアドレスが、
一つ減って122個なので、下記のように作成することができません。


つまり、Netmaskが25のSubnetでは、ELBは一つしか作成できないことになります。

今度は、Netmaskを24にして作成してみます。
この時に利用できるIP(Available IP)は251です。


すると、当然といえば当然ですが、下記のように複数のELBを同一のSubnetに
作成することができます。
(おそらく残りの利用可能なIPが122個になるまで作成できると思います)


そもそもELBが作成できるSubnetのNetmaskの最小が25になってるのは、
ELBが適切にスケールするためのはずです。
そうだと、ELB一つに対して、122個の利用可能なIPアドレスを用意しておく必要があると、
思ってしまうのですが、Netmaskが24の時は、おそらく残りのIPアドレスが122個になる、
129個のELBが作成できてしまうと思います。
この場合は、一つのELBに対して、平均1個弱のIPアドレスしかスケールのために
用意されてないことになります。

このあたりは、少し不思議な感覚になってしまいますが、そういうものなのでしょう…

とりあえず、整理できたぞ!
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